総本山善通寺で稲穂投げ 香川（産経新聞）

　讃岐路に春の訪れを告げる恒例の「稲穂投げ」が香川県善通寺市の総本山善通寺で２８日、行われた。無病息災や家内安全、五穀豊穣（ほうじょう）を祈った稲穂などが投げ入れられると、大勢の参拝者らが競うように取り合った。

　僧侶らが五重塔の１、２層部分から、稲穂６千束と３５００個の福もちを一斉に投げ落とすと、集まった参拝者らは「福」を手にしようと両手を懸命に伸ばしていた。

　投げられた稲穂は、長さを約３０センチにそろえ、割りばしを添え木に白い和紙を巻き付けて１本ずつていねいに仕上げたもの。種もみに交ぜると豊作になると伝えられている。

　境内では、もちつきも行われ、つきたてのもちを買い求める人の列ができていた。

【関連記事】
・ 白鵬関が徳島で挙式　観光大使に就任
・ 宮家への「献上ふく」　調理風景を公開
・ 待ってました！　ワカメ“株主”に高配当　鳥取
・ 伊予路に春の足音　松山で「椿まつり」
・ 旬の広島産カキを味わって　生産者らＰＲ

・ 京成千葉線で男性飛び込み死亡、１８００人に影響（読売新聞）
・ ＜法政大学高校＞生徒に暴行の教諭を解雇…修学旅行引率中（毎日新聞）
・ 所得税から議論着手へ＝税調専門家委が初会合（時事通信）
・ 前Ｊ大分の長官「観光大国へ“スポーツーリズム”を」（産経新聞）
・ 沖縄で震度5弱（時事通信）