与謝野氏の辞任要求、「谷垣降ろし」誘発も(読売新聞)

 自民党の与謝野馨・元財務相が月刊誌への寄稿で、谷垣総裁の辞任を求める考えを明確にした。

 同党では、今月に入って舛添要一・前厚生労働相も谷垣氏の辞任に言及している。「ポスト谷垣」に名前が挙がるような大物議員からの相次ぐ批判で、党内にくすぶっている谷垣執行部への不満が、具体的な動きになる事態も出てきそうだ。

 与謝野氏は6日、都内で記者団に、「普段なら内閣が倒れるような(政治とカネの)事件が起きているにもかかわらず、自民党の評価が高まっていないことには、深い反省、思いを抱かないといけない」と執行部を批判した。ただ、執行部交代を求めたり、新党を結成したりする可能性については、「慌てる話ではない。そんなところまで一足飛びに話が行くわけではない」と述べるにとどめた。

 与謝野氏の執行部批判は、「政治とカネ」に絡む多くの攻撃材料を生かせず、参院選を控えて反転攻勢のきっかけをつかめない谷垣執行部への党内の不満を代弁したものだ。与謝野氏は2月12日の衆院予算委員会で、首相を「平成の脱税王」と称し、激しく辞任を迫った。ところが、5日後の党首討論で谷垣氏の追及は中途半端に終わり、党内では失望が広がった。与謝野氏は6日も記者団に、「谷垣氏に物足りなさを感じたか」と聞かれ、「それはみんな持っているのではないか」と述べた。

 舛添氏は1日の講演で、「民主党の支持率は自民党の2倍で、致命的だ。この点を党内の良識派が考慮すれば、谷垣総裁を降ろす方向に動くだろう」と語った。党内には、先に衆院でとった審議拒否戦術への反発も強い。こうした「反執行部勢力」が足並みをそろえれば、谷垣体制の足元は大きく揺らぎかねない。

 ただ、審議拒否戦術の失敗を理由に大島幹事長らの刷新を主張している河野太郎国際局長は6日付のブログで、「(谷垣氏が選出された)去年の総裁選に名乗りも上げようとしなかった人が、いきなり総裁に辞めろというのを聞くと、違和感がある」と与謝野氏を批判し、「総裁の進退をうんぬんするよりも、総裁に党内の体制を一新するよう求める」などと訴えた。

 谷垣氏は6日、長崎市内で記者会見し、執行部批判に対し、「党内で議論していないことを外に向かって言うのは好ましくない」と不快感を表明した。同時に、「中で議論して、風通しを良くすることに尽きる」と語り、今後は対話を重視する考えを示した。

 党内には「少なくとも夏の参院選が終わったところで執行部刷新だ。そうでなければ党が分裂するかもしれない」という声も出ている。谷垣氏にとっては、苦しい党運営が続きそうだ。

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<異臭>山陽新幹線「のぞみ」で オイル漏れか 乗客避難(毎日新聞)

 3日午後8時40分ごろ、山陽新幹線西明石−新神戸駅間を走行中の博多発東京行き「のぞみ56号」(16両編成)の車両内で「異臭がする」と車掌がJR西日本東京指令所に連絡した。列車は同8時46分ごろに新神戸駅に到着、神戸市消防局が確認したところ、12号車の車体下部が破損しており、オイルが漏れた形跡があった。同車両内部では異臭があり、男性が気分が悪いと訴えた。車両内で煙が発生したとの情報もあり、JR西日本などで原因を調べている。

 兵庫県警葺合署によると、車両内でぱちぱちという音がしたとの証言もある。新神戸駅に到着後、12号車の乗客は全員避難した。

 12号車の乗客の男性会社員(45)は「岡山と姫路の間あたりで、席の前方から白い煙が出てきた。モーターの異音が聞こえ、ゴムが焼けるようなにおいがした」と話した。

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男2人を再逮捕 大阪・神戸連続宝石店盗(産経新聞)

 大阪と神戸の貴金属店を狙った連続強盗・窃盗事件で、大阪、兵庫両府県警の合同捜査本部は1日、神戸市中央区の宝石店に対する強盗容疑で、ともに無職の大阪府八尾市、工藤常雄(52)=別の強盗罪などで公判中=と住所不定、大谷亮(30)=同=両被告を再逮捕した。府警によると、工藤容疑者は「よく考えておく」と認否を保留、大谷容疑者は「間違いない」と認めているという。

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 27日午前5時31分ごろ、沖縄本島近海を震源とする地震があり、沖縄県糸満市で震度5弱を観測した。沖縄県防災危機管理課によると、この地震のため那覇市の民家で就寝中の女性(74)がベッドから転落、腰を打ち軽いけが。浦添市の女性(66)も自宅で転倒し、右肩に軽傷を負った。午前9時現在で、那覇市やうるま市などを中心に、水道管破裂や建物のひび割れ、倒木などの被害が75件報告されている。

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総本山善通寺で稲穂投げ 香川(産経新聞)

 讃岐路に春の訪れを告げる恒例の「稲穂投げ」が香川県善通寺市の総本山善通寺で28日、行われた。無病息災や家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈った稲穂などが投げ入れられると、大勢の参拝者らが競うように取り合った。

 僧侶らが五重塔の1、2層部分から、稲穂6千束と3500個の福もちを一斉に投げ落とすと、集まった参拝者らは「福」を手にしようと両手を懸命に伸ばしていた。

 投げられた稲穂は、長さを約30センチにそろえ、割りばしを添え木に白い和紙を巻き付けて1本ずつていねいに仕上げたもの。種もみに交ぜると豊作になると伝えられている。

 境内では、もちつきも行われ、つきたてのもちを買い求める人の列ができていた。

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「条件整わないうちに作業」…JR西の作業員死亡事故、運輸安全委が調査報告(産経新聞)

 兵庫県明石市のJR山陽線で昨年2月、線路の枕木を回収する夜間作業中に作業員1人が列車にひかれて死亡した事故で、運輸安全委員会は26日、社内規定に反し、条件が整わないうちに作業を始めたことなどが原因とする調査報告書をまとめた。作業員らへの教育の不徹底も指摘しており、管理・監督するJR西日本に対し「安全管理体制を根本的に立て直すことが必要」との所見をつけた。

 報告書によると、作業はJR西の社員と工事請負会社の作業員計10人が担当。現場は4線が並行して走っており、男性作業員(74)がいた線路の両脇を貨物列車と快速列車がほぼ同時刻に通過。作業員は快速列車にはねられ死亡した。

 JR西の社内規定では、隣接する2線のうち1線で列車が来ないことを確認する「線路閉鎖手続き」を行った上で同社に工事の着手承認を受けなければ作業を始められないことになっている。ところが、当日の午前中に追加作業の依頼を受けていたことから、現場を指揮する工事請負会社の責任者(60)は、2人いる見張員を両脇の2線に一人ずつ配置すれば作業は可能と判断。着手承認を受けないまま、予定より30分以上早く作業に取りかかり、両脇を列車が通過する事態を招いた。

 調査報告書は、請負会社の現場責任者が、見張りの方法や作業開始条件について誤解していた可能性を指摘。作業工程を変更する場合に必要なJR西の監督者との打ち合わせも「作業区間は変わらないから」との理由で行われなかったことも判明しており、「報告を行いやすい環境を整えることが重要」と職場環境改善の必要性にも触れた。

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シティ元幹部に脱税容疑=1億3000万円隠し告発−東京国税局(時事通信)

 米金融大手シティグループの在日支店(現シティバンク銀行)の北出高一郎元幹部(61)が、米国本社から与えられたストックオプション(自社株購入権)による利益などの所得約1億3000万円を隠し、約3000万円を脱税したとして、東京国税局から所得税法違反の疑いで、東京地検に告発されていたことが22日、分かった。
 脱税容疑分も含め、2007年までの3年間で海外口座にあった国外所得約8億円が無申告だったという。
 北出氏は加算税を含めた追徴税額の1億数千万円について、既に修正申告したとみられる。 

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五輪フィギュア 保育園児が鈴木応援 愛知・豊橋(毎日新聞)

 バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)が23日(日本時間24日)行われ、鈴木明子選手(24)=邦和スポーツランド=が卒業した往完保育園(愛知県豊橋市往完町)では園児44人が金メダルなどを描いたペットボトルを手に声援を送った。

 鈴木選手は、1991年3月に卒園。当時の鈴木選手を知る加藤ひとみ保育士は「両親に大切に育てられた、おしゃまな子でした。摂食障害を克服し、よく自分を取り戻し、ここまで来た」と感慨深げだった。鈴木選手は自己ベストの61.02点をマークした。

 園児たちは1月、金メダルの絵や応援の寄せ書きをした手作りの横断幕を、鈴木選手に贈った。教室では「あきこおねえさん がんばってね」と書かれた横断幕をバックに「金メダル!」「がんばれ」などと、ペットボトルをたたいて声援を送った。【加藤新市】

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シリアスからコメディーまで=ベルリン映画祭最優秀女優賞の寺島さん(時事通信)

 第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶさん(37)は、歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんと女優の富司純子さんを両親に持ち、弟も歌舞伎俳優の尾上菊之助さんという芸能一家に育った。幼いころからドラマやCMなどで活躍し、これまでも数々の演劇賞や映画賞を獲得、芝居巧者として知られていた。
 大学在学中の1992年に文学座の研修生に。翌年、初舞台の「恋と仮面とカーニバル」で主役に抜てきされ、話題となった。96年の文学座退団後も舞台を中心に活躍、「欲望という名の電車」で紀伊国屋演劇賞、「私生活」で文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞するなど高い評価を受けてきた。
 映画では03年の「ヴァイブレータ」「赤目四十八瀧心中未遂」の演技が大絶賛され、その年の映画各賞を総なめに。現在は舞台「血は立ったまま眠っている」、大河ドラマ「龍馬伝」に出演。情念を内に秘めたシリアスな演技からコミカルな役柄まで幅広くこなせる女優として、主役、脇役を問わず活躍している。 

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